栃木県宇都宮市の空間プロデューサーの日々報告
宇都宮市日野町通りに8月中旬OPENした、MINAMOTOの空間デザインを行いました。
ここはダーツバーとレストランを併設した店鋪で、いわゆるダイニングバーというより、イギリスにあるパブに近いスタイルです。
入口を巡るとまずバーカウンターがあり、更に折れるとレストランスペースがあります。
1人2人で楽しみたいとか、飲みたい時はバーで、友人恋人とじっくり語り合いたい時はレストランで。そんな使われ方をしています。
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<夜景> <昼景>
外装は全面ガラス張りで、特注プランタに植えたツタ/ハーブで覆っています。
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<バー> <レストラン>
内装はシンプルに夜の雰囲気を。
照明をぐっと落とし、ポイントに深めの赤を挿しています。
それぞれのメイン壁には、輸入モノの同柄色違いの壁紙。
バーは鮮やか目、レストランは落着いた色合いのパターンを使用。
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<スポット看板> <レストラン> <トイレ手洗器>
このお店、看板を取付けていません。でも店頭の道路面にくっきりとお店のロゴが。
実はコレ、照明を当てているんです。
レストランテーブルは製作品。無垢の鉄をそのまま使用してます。
トイレの手洗器も製作品。ステンレス曲げものです。
他にも入口扉、酒棚、花台等々。
空間デザインに当たり、テーマとなったのは「2種類の空間」と「距離感」でした。
ダーツバーとレストランという、性格の異なる空間をいかに同居させるか。
さらにその2種類同士、そして外部との距離感をどう引き延ばすか。
決して広くはないこのスペースで、この課題を成立させることがカギです。
これらはエントランス廻りの操作と外装の仕立てで対応しています。
また、ここではできるだけナマの素材を使うことを心掛けました。
ムクのスチール、ステンレス、むき出しのコンクリート。
カウンター等手の触れる部分には木を用いています。
外装に用いた植物もそうですが、これらは全て時間と共に成長していくものです。
他の用途に比べ、使用期間も工期も短い店鋪デザインでこういった性格の素材を選択することは
実は一般的にタブーに近いことです。
しかしオーナーさんの、この地でじっくりと商売を育てていきたいという気持ち、スタッフさん達の責任を持たされつつ徐々に成長をしていきたいという気概を受け、このようなデザインになりました。
全ての空間創りがそうなのですが、竣工時がゴールではないのです。
スタッフも空間もこれから成長し味が出てくる、というお店ですが、
こういった環境づくりに関れることは非常に楽しく貴重な経験です。今後も注目していきたいです。
※写真撮影 スタジオオオハシ
ここはダーツバーとレストランを併設した店鋪で、いわゆるダイニングバーというより、イギリスにあるパブに近いスタイルです。
入口を巡るとまずバーカウンターがあり、更に折れるとレストランスペースがあります。
1人2人で楽しみたいとか、飲みたい時はバーで、友人恋人とじっくり語り合いたい時はレストランで。そんな使われ方をしています。
<夜景> <昼景>
外装は全面ガラス張りで、特注プランタに植えたツタ/ハーブで覆っています。
<バー> <レストラン>
内装はシンプルに夜の雰囲気を。
照明をぐっと落とし、ポイントに深めの赤を挿しています。
それぞれのメイン壁には、輸入モノの同柄色違いの壁紙。
バーは鮮やか目、レストランは落着いた色合いのパターンを使用。
<スポット看板> <レストラン> <トイレ手洗器>
このお店、看板を取付けていません。でも店頭の道路面にくっきりとお店のロゴが。
実はコレ、照明を当てているんです。
レストランテーブルは製作品。無垢の鉄をそのまま使用してます。
トイレの手洗器も製作品。ステンレス曲げものです。
他にも入口扉、酒棚、花台等々。
空間デザインに当たり、テーマとなったのは「2種類の空間」と「距離感」でした。
ダーツバーとレストランという、性格の異なる空間をいかに同居させるか。
さらにその2種類同士、そして外部との距離感をどう引き延ばすか。
決して広くはないこのスペースで、この課題を成立させることがカギです。
これらはエントランス廻りの操作と外装の仕立てで対応しています。
また、ここではできるだけナマの素材を使うことを心掛けました。
ムクのスチール、ステンレス、むき出しのコンクリート。
カウンター等手の触れる部分には木を用いています。
外装に用いた植物もそうですが、これらは全て時間と共に成長していくものです。
他の用途に比べ、使用期間も工期も短い店鋪デザインでこういった性格の素材を選択することは
実は一般的にタブーに近いことです。
しかしオーナーさんの、この地でじっくりと商売を育てていきたいという気持ち、スタッフさん達の責任を持たされつつ徐々に成長をしていきたいという気概を受け、このようなデザインになりました。
全ての空間創りがそうなのですが、竣工時がゴールではないのです。
スタッフも空間もこれから成長し味が出てくる、というお店ですが、
こういった環境づくりに関れることは非常に楽しく貴重な経験です。今後も注目していきたいです。
※写真撮影 スタジオオオハシ
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