栃木県宇都宮市の空間プロデューサーの日々報告
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男京都一人旅。
見学見学で、かなり歩くので休みながら動かないともたない。
さらに完全に夜型人間。
しかし酒は飲めない。1人でバーなんて行けない。
そんなこんなで、自ずとコーヒーを飲みに行きます。
昼メシは三条河原町にある、文椿ビルヂング内「neutron」へ。


建物は大正時代に建てられた、木造(!)洋館。元は貿易会社の社屋を2004年に商業施設にコンバージョンされました。2階建てのビル内に10店舗入っています。商業施設としては、普通。外観とメインエントランスのモザイクタイルはなかなかなモノですが、内部空間は仕上材が施してあり、あまり魅力的ではありませんでした。
その2階に5Mの天井高さをもつカフェ&ギャラリーが「neutron」。
天井とタテ細窓はいいもんでしたが、いかんせん空間が大きすぎて、1人では持て余す。
いくら壁際の奥に席を確保できても、落着かなかったです。何人かで来るのに向いてますね。
1人ホルモン焼き5人前の後は、木屋町通りと御池通りの交差点付近のビル10Fにある「ACE CAFE」へ。

ここの良い所はなんといっても眺めの良さ。鴨川越しに比叡山系を眺めながら。
そして営業時間の長さです。深夜3時まで、しかも無休でやっているので、
間違いなく営業しているカフェが必要な時はいいトコです。
「進々堂(京大北門前店)」へ。

1930年開店の、老舗喫茶店です。
ここは珈琲の味うんぬんではなく、ときかくその空気。
京大の真正面ということもあり、教授学生問わず大テーブルに頭を突き合せて書き物したり、読書したり、ノートPCになにやら打込んだり、仲間と検証したり。
創業の動機がパリのカリティエ・ラタンのカフェというのも納得。
今は非常に大人しいものでしょうが、学生闘争なり、持論を振りまいたり、思想に耽ったり。時代の先端がここで生まれ育ったんだろうなぁ、ということを感じてしまいます。
ともあれ、久々に頭の良さそうな人達に囲まれてみました。
鴨南蛮の後は二条通り柳馬場にある「cafe bibliotic HELLO!」へ。

ここは繁華街よりちと歩く立地。目的はここっ!と決めないと辿り着けないです。
元の建物は町家なのですが、ここは珍しく南面町家。
その外壁という外壁を全部剥がし、ガラスに入替えてます。
店内は壁一面本棚。そしてプラスチック感がレトロな照明と家具達。
奥行きと中2階があり、間仕切は取り払われ、
ずるずると繋がっている空間なのですが、不思議と落着きがあります。
町家を表皮から全てリスペクトするのではなく、「スケール感」という良さを
普通に活かせているお店です。
そして、河原町三条の1928ビル内「cafe アンデパンダン」へ。


建物は1928年築の旧・毎日新聞社京都支局。
ビル内にはレコードショップ/ギャラリー/アートスペースと、なんとも楽しいビル内巡りができそう。
カフェはそんなビルの地下。ラフなモザイクタイルの埋込まれた階段を降りてゆくと、
そこには大空間が。内装はコンクリートむき出しの廃虚感のある、これまたラフな空間。
奥にはプロジェクターで不思議な実験映像が流れています。
入ってすぐ、ここは僕の一番落着く空気だ。と思いました。
地下で、ラフで、薄暗くって、常時実験的な出来事が起こりそうな空気。
一目で、僕が毎日座っているであろう席を発見してしまった喜び。
こういうスペースは嬉しいですね。栃木では自分でやるしかないのかなぁ。
そういえば、京都のカフェ/喫茶店は、オーガニック的なお店でも全てタバコOKでした。
一応気にして、入る前に吸っていいか聞いたりしたのですが、
「なんで聞くの?」くらいの反応。
珈琲を楽しむ場所ってそうじゃないとね。というか、本来こうだよなぁ〜。
見学見学で、かなり歩くので休みながら動かないともたない。
さらに完全に夜型人間。
しかし酒は飲めない。1人でバーなんて行けない。
そんなこんなで、自ずとコーヒーを飲みに行きます。
昼メシは三条河原町にある、文椿ビルヂング内「neutron」へ。
建物は大正時代に建てられた、木造(!)洋館。元は貿易会社の社屋を2004年に商業施設にコンバージョンされました。2階建てのビル内に10店舗入っています。商業施設としては、普通。外観とメインエントランスのモザイクタイルはなかなかなモノですが、内部空間は仕上材が施してあり、あまり魅力的ではありませんでした。
その2階に5Mの天井高さをもつカフェ&ギャラリーが「neutron」。
天井とタテ細窓はいいもんでしたが、いかんせん空間が大きすぎて、1人では持て余す。
いくら壁際の奥に席を確保できても、落着かなかったです。何人かで来るのに向いてますね。
1人ホルモン焼き5人前の後は、木屋町通りと御池通りの交差点付近のビル10Fにある「ACE CAFE」へ。
ここの良い所はなんといっても眺めの良さ。鴨川越しに比叡山系を眺めながら。
そして営業時間の長さです。深夜3時まで、しかも無休でやっているので、
間違いなく営業しているカフェが必要な時はいいトコです。
「進々堂(京大北門前店)」へ。
1930年開店の、老舗喫茶店です。
ここは珈琲の味うんぬんではなく、ときかくその空気。
京大の真正面ということもあり、教授学生問わず大テーブルに頭を突き合せて書き物したり、読書したり、ノートPCになにやら打込んだり、仲間と検証したり。
創業の動機がパリのカリティエ・ラタンのカフェというのも納得。
今は非常に大人しいものでしょうが、学生闘争なり、持論を振りまいたり、思想に耽ったり。時代の先端がここで生まれ育ったんだろうなぁ、ということを感じてしまいます。
ともあれ、久々に頭の良さそうな人達に囲まれてみました。
鴨南蛮の後は二条通り柳馬場にある「cafe bibliotic HELLO!」へ。
ここは繁華街よりちと歩く立地。目的はここっ!と決めないと辿り着けないです。
元の建物は町家なのですが、ここは珍しく南面町家。
その外壁という外壁を全部剥がし、ガラスに入替えてます。
店内は壁一面本棚。そしてプラスチック感がレトロな照明と家具達。
奥行きと中2階があり、間仕切は取り払われ、
ずるずると繋がっている空間なのですが、不思議と落着きがあります。
町家を表皮から全てリスペクトするのではなく、「スケール感」という良さを
普通に活かせているお店です。
そして、河原町三条の1928ビル内「cafe アンデパンダン」へ。
建物は1928年築の旧・毎日新聞社京都支局。
ビル内にはレコードショップ/ギャラリー/アートスペースと、なんとも楽しいビル内巡りができそう。
カフェはそんなビルの地下。ラフなモザイクタイルの埋込まれた階段を降りてゆくと、
そこには大空間が。内装はコンクリートむき出しの廃虚感のある、これまたラフな空間。
奥にはプロジェクターで不思議な実験映像が流れています。
入ってすぐ、ここは僕の一番落着く空気だ。と思いました。
地下で、ラフで、薄暗くって、常時実験的な出来事が起こりそうな空気。
一目で、僕が毎日座っているであろう席を発見してしまった喜び。
こういうスペースは嬉しいですね。栃木では自分でやるしかないのかなぁ。
そういえば、京都のカフェ/喫茶店は、オーガニック的なお店でも全てタバコOKでした。
一応気にして、入る前に吸っていいか聞いたりしたのですが、
「なんで聞くの?」くらいの反応。
珈琲を楽しむ場所ってそうじゃないとね。というか、本来こうだよなぁ〜。
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