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栃木県宇都宮市の空間プロデューサーの日々報告
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解体作業も終盤。
2Fの天井もざっくり撤去。天井が高くなりました。窓が多くて、意外に明るい。

山積みになっていた廃材を整理しました。産廃として有料で処分しなければならない為、細かく砕いておきます。なかなかコンパクトになり、コスト削減。解体作業よりもハードでしたが。。。

天井を撤去すると、なんだか素敵な光が差し込んでいました。水が入り込んだ跡がなかったので、このまま壁で塞いでしまいます。

仕様も決定し、工務店さんに見積りをお願いしました。下地/電気/設備はプロにお願いしようと。結構なボリュームになってしまいましたが、どんな金額がでてくるものやら。仕事でもそうですが、毎度どきどきの期間です。その間に、解体材の処分と床シート剥がし、便器/手洗器/照明器具などをネット発注しておきます。あ、デスクや棚の仕様を考えなくては。

ゆっくりとした進行ですが、家賃はもうすぐ発生してしまうので焦ります。
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解体作業中。
給湯室の壁天井、奥の部屋との壁を抜き天井は下地を残しておく。手前のスペースは小屋組のみにします。

元クライアントである、カフェオーナーさんがバールを持ってきてくれました。さすがにはかどります。この方達は同じ物件が気になる仲。やはりもみじ通りの魅力を昔から気になっていた様。
お世話になっている工務店さんが様子を見に来てくれました。あまりの解体具合に驚かれつつ、廃材の処理やトイレ周りの改装、斜め天井の処理等々を相談させていただきました。建築設計をしているとはいえ、施工技術についてはやはり素人。然るべきトコロはプロに任せます。
MET物件の住民であるwebコンサルの方が遊びにきてくれました。自宅の漆喰塗り等を自分でやってしうような方。パン酵母を自分で作ってしまう、農学部出身者です。

近所の方がちょいちょい覗きにきてくれます。入居の挨拶がまだできていない。。。でもまだ入居していないし。。。業務を移動したら正式に挨拶に伺います、と言い訳しつつ、雑談。みんな温かく接してくれます。ありがたいです。

ここまで解体して、ようやく完成像が見えてきました。ぼちぼち設計図を描きます。通常の業務ではこんな順番で進めたら成り立ちません。自分のトコだからできるんです。
解体、はじめました。
思ったより小屋裏がきれいでうれしい。

留学時に卒業制作を手伝ってくれた一人にテキスタイルデザインを専攻する今市出身の子がいて(以前はreemで働く)、現在は帰国して服飾/雑貨のデザイン制作を自分でやっています。その子がパートナーと一緒に遊びに来ました。宇都宮で一緒に住んでかつ、制作と販売ができる場所を探しているということ。近くに来ちゃえば、と一言。そして住居を紹介。

物件調査時にお世話になった隣の酒屋のお母さんがとれたての白菜を持って来てくれました。あったかい。。。
あっという間に外も顔も鼻の穴も真っ暗闇。
年末の記事で書いた、今年のテーマ「持」
まずは事務所を持つことになりました。
約4年耐えた自宅兼事務所生活にピリオドを打つべく
物件契約を今日しました。

物件の選定に当たり、最も重視したことは
立地/価格/面積/築年/設備/駐車場/セキュリティ/建物の風情(実はこれにしばらく縛られてました。。。)ではなく、
拡張性」。
この度、それに見合う物件を見付け入居を決めました。


場所は、「もみじ通り」。
栃木銀行本店の裏手を通る、元商店街です。元です。
今までの拠点(ユニオン通り)から徒歩5分。街なかでありながら、ぎりぎり住宅街。近くには銀行、コンビニ、郵便局、東武百貨店、画材屋があります。

もみじ通りの現状を地図に落してみました。
約350mの元商店街。現在は商店街組合が消滅。営業している店舗=8つ(緑)。入居募集中のテナント=6件。使用していない建物=数十件(赤。もっとありそう)。他、月極駐車場多数。


その真ん中程にあるこの建物が今回借りる物件です。
看板建築。うなぎの寝床。ショーケース付。
 
内容は、シェアオフィスです。
広さが1,2F合わせて26坪あるので当社オフィスだけではもったいないし、なによりも寂しい。なにかしら「生みだす系」の個人事業主と共同で利用できればと考えています。

更に、前述したようにこの通りには他にも空き建物がわんさか。そして立地のわりに結構安いんです。家賃坪単価で言えば、ユニオン通りの半分以下でイケたりします。
ここで近所の物件情報も押え、オフィス・アトリエ・スタジオ・ギャラリー・ショップ、そして喫茶・食堂等々を出したい人・出たい人・出せる人を誘い込み、ひとつひとつ増えていくように仕掛けるつもりです。
近所にいれば情報交換が自然に発生するし、雑談の中で何かしらのイベントなりプロジェクトなりを思いついてしまうし、役割分担すればそれが実行できる専門性やコネクションをそれぞれが持っていたり。実際の仕事においてもメリットがあるハズ。ちなみに、住まい物件もお手頃です。

目指せ「クリエーター商店街」!!?

これから内外装の改装をかけて
まずは2月頭にビルススタジオが業務開始となる予定です。

興味ある方、遊びに来て下さい。
2009年が早くも終わろうとしています。
今年のビルススタジオの漢字は「実」。
しかし振り返ってみると
「結」を加える必要があったように思えます。

これまで育んだ人との結びつきが
実になりつつあるなぁ、
と公私ともに感じさせられた1年でした。

下図は自分たちの結婚に当たり、
お互いの知人友人を登場させた「関係図」を
勝手ながら作成してみたものです。
丸が人、線がその人の特徴。
共通した特徴のあるひと同士を線で繋げてみました。
ちなみに、既に繋がっているひと同士は結んでいません。
職業では結んでいません。本人達は参加していません。
でもこんだけぐちゃぐちゃ。。。

眺めれば眺める程、
自分(達)だけでは何もできていなかったんだと
気付かされます。
ここに家族親戚まで加わる訳ですから、
より無力さを感じます。
そしてよくこんだけのクセモノ達に
仲良くして頂いているモンだ、ということを再確認。
そしてまだ知合っていないこのひと達が出会えば
なんか楽しそうなことが絶対に起こりそう、
というワクワクを知りました。
そしてそれらは絶対に自分達の近くで巻き起こって欲しい
という欲も。


で、「地域を楽しくできないか」という課題に
取り組めるチームを結成しました。
チーム名は「BBQ」。名前に意味はありません。
タイミング良く、県の委託事業プロポーザル募集を発見し
申し込み、受託。
この10月より、ユニオン通りに
拠点である「ユニオンスタジオ」を設けました。
ビルススタジオの事務所ではありません。

メンバーは
まちづくり事業プランナー、プロジェクトデザイナー、創業支援アドバイザー、ボランティアコーディネーター、エディター、そして(地域)空間プロデューサーとして私。そこにグラフィックデザイナー、ライター等が参加しています。
なんだか聞き慣れない肩書きが並んでいますが
メンバーはそれぞれその肩書きで自営でメシを食っている者。
ポジションがはっきりしています。
お互いの得手不得手が分かりやすく、
しかも得手部分に興味と尊敬がある。
それが重要です。
興味や必要性があるけど、自分でそこまでできない。
じゃあ、出来るひとがいればいいんだ、という考えです。
だからこそ自分の専門に質と責任が問われます。
それは自営でやっているだけあって、上等。
そうして進行していくプロジェクトは
プロセスも楽しく結果もいいものになるに違いない。
ひとまず1月中旬に成果物の1コ目ができます。

そういった動きが自分の周りだけでなく
栃木県内の各エリアで始まっています。
なんだか忙しくなりそうだ!!
そしてさらに楽しくなりそうだ!!

ということで、
2010年のビルススタジオの漢字は「持」
いろいろ持ちます。こうご期待。

本年も大変お世話になりました。
よいお年を。
前回の記事にて紹介した、webサイト制作にあたり
音楽を入れることになりました。
既存の曲から選定して流す、という手段もあったのですが
どの曲をきいても、何かが違う。
というわけで、前回も紹介した小川倫生さんに依頼し
新しく曲を制作することにしました。

まずは一緒にお店に行き、食事を戴き店内体験。
まずは説明抜きで味わって頂きました。
場所を変えて曲の目的や方向性を伝え、
ひとまず持ち帰ることに。

日をおいて小川さんの通常の制作場所にて打合せ。
膨大な量のCD・レコード惹かれつつも
イメージに近い曲を聴き比べ、
同時に、
前回打合せを受けてタタキとなる曲を
制作してくれていたのでそれらも聴き比べ
意見交換を繰り返した所、
なんとなくイメージ共有が見えてきたので
作曲しながら弾きながら録音を行うことになりました。

そこで用意した場所がココ。
P9130244.JPGP9130234.JPG
ひばり館」。
宇都宮市の施設で旧上河内にある、分校跡なんです。
田園に建つ木造平屋の校舎。
1室が音楽室跡だったらしくアップライトピアノが置かれています。
そこに機材を持ち込み、録音を行いました。
本当はお店でできれば一番いいのですが
そうはなかなかいきません。まずピアノがないですしね。

P9130233.JPGP9130236.JPG
なかなか鳴きやまないセミや、時折通るトラクターに苦労しつつ
弾いては聞き直して検討し、
弾いては聞き直し検討し、を繰り返し。
1日では済まない覚悟をしていた制作作業はなんと数時間で終了。
本人もびっくり。

P9130242.JPGP9130241.JPG
<写真は便所>

やっぱり、制作の環境って大切。
本人によれば、貸しスタジオでやっていたらムリだろう
とのこと。納得です。
前もって固まったイメージのある曲や
ある種の実験音楽の録音にはスタジオがいいかもしれないけど
今回の様な空間をイメージしてもらえるような曲を、
しかも創りながら録音もしていく場合は
その空間が非常に大切。
そこから受ける刺激というか感覚を
知らず知らずに受けているんでしょう。
幸い、店舗空間とある種共通する空気が
流れていたのが良かったのでしょう。

少しとはいえ初めて曲づくりというものに関わり、
だんだん自分が何屋だかわからなくなりつつも
(ムチャ振りとはいえ)一緒に制作することになった
異業種の尊敬できるプロの制作者と
ある瞬間にハマる瞬間ってやはり気持ちいい。

そうして出来た曲です。
一度じっくり聴いてみて下さい。
精進料理 恵風
以前の記事で紹介した、このお店。
物件探しから関わらせて頂いたのですが
この度、ツール企画制作を行いました。

まずはウェブサイト。
精進料理 恵風
トップページの水彩画は
筑波のイラストレーター、natunatunaさん
メニューページの音楽は
鹿沼のギタリスト、小川倫生さん
にそれぞれお願いをしました。

そしてカード。

手漉き和紙に凸版印刷。
俗にいうショップカードなのですが
色んな場所に置いてもらうものではなく、
お店に来たお客さんにだけ渡されるものです。


当店は2月末に開店したのですが
路地裏にありながら、広告をまったくせずにここまで来ました。
本当の意味で口コミだけ。
その口コミが途切れることなく
確かな線となって繋がってはいました。
それだけでも充分と言えば充分。
しかしやはり良いお店なことは確か。
もっと沢山の然るべき人に
このお店でしか体験できないことを味わって欲しい。
だけどうかつに情報を展開しまくって
わらわらと物珍しさだけで人が溢れて欲しくはない。
実は口コミだけ、の情報もその人の言い方ひとつで
大きな誤解を招いてしまう。
これはこれで一つズレてしまうと、
どうにも修正が効かなくなる。
開店以降、何度か伺いお話を聞いているうちに
ほんの少しですが、その兆しが見え始めていました。
開店から4ヶ月程のことです。

当社は情報伝達ツールの必要性とその「質」の大切さを説明し
「何をどんな手段で」伝えるべきか、
をオーナーさんと一緒に考え始めました。
思わぬ後戻りをしつつも、
1、"精進料理" 恵風 として認知してもらうこと。
2、実際に体験したお客様による口コミ時に
"体験と同質"のツールを使って頂くこと。
3、その口コミ情報確認の手段を提供すること。
これも"体験と同質"を狙う。
という方向になりました。

料理・サービス・店舗空間の質が高く
かつ、まれにみる一体感をもつお店な為
ツールも非常に気を使いました。

「たくさん来てもらう」為ではなく
「ちゃんと来てもらう」為の企画・デザインでした。
そんな業務も行います。

この記事にて書いた通り、
シェアオフィス発足に向け
物件の諸条件も決まり、
シェアメイトも集まり、
9月中にオープンが確定的でした。

しかし、、、

物件契約日直前に
不動産会社から連絡があり、
大家さんの決断により
「今後、人には貸さない。」
という寝耳に水の話が。。。

ということでオフィス計画、
立ち消えました。。。
しばし途方に暮れています。。。
ここしばらく、記憶に無いくらい、
悲しいことです。


でも
なんとか
今年中には
立ち上げます!!
気になった作品紹介です。
これから行く人の為に作品No.と共に。

<28、ストーム・ルーム> 十日町エリア
ジャネット・カーディフ+ジョージ・ビュレス・ミラー

個人的に今回のNo.1作品です。

夏のある日、部屋にひとり。
隣の部屋には家族の声。
すると、突然の雷雨。
雨漏りの音。
幼少の記憶。
いつもと同じ部屋。しかし
明らかにいつもと違う風景。
根拠のない哀しさ。

あまりにも観客人任せな解釈となる作品だけど心動かされてしまったこちらの負け。悔し。


<232、家の記憶> 松之山エリア
塩田千春
古家に黒い毛糸を張り巡らせた作品。
使われていた道具や家具ごと編み込まれ、毛糸のツヤのない黒さが見る者の意識で消えたり、無視できない程の存在感を見せたり。クモの巣のようであり、まさしく家にしみ込んだ記憶の糸なのかもしれない。手法としてはベタっちゃあベタなのですが、良かったんじゃないかと思います。

気になったのは、毛糸が張り巡らされていた位置。美術作品だから「観客が見る」ってことが大前提なんだろうけど、こんだけ張り巡らしておきながら、人が動き回るのに支障が全くない位置に終始。もっと全体にうっとおしい程配置しても良かったんじゃないか。いや、意図が変わってしまうのか。ん〜〜。。。


<90、つながり> 津南エリア
瀧澤潔
木造の元機織工場。
天井にはもっさりとナイロン糸が。右側の緑っぽい部分は外の緑が乱反射したもの。堅い天井面が垂れ下がる無数の糸に覆われて重さが無くなる。風が抜け、糸が揺れ、乱反射する光が揺れる。

きれいでした。


<23、もうひとつの特異点> 十日町エリア
アントニー・ゴームリー
<232>と似てるが似てない。
骨組みをむき出しにされて真っ黒に塗られた古家に、銀光りするワイヤーで浮遊させられた人体の輪郭。ってな作品。
観客は家の内部を縦横無尽に張り巡らされたワイヤーを縫うように歩き、その人体像をつかもうとする。しかし身体を歪めながらワイヤーを避けて歩き回るうちに、なんか自分の身体も怪しくなってくる。

見た目ダイナミックなので人気ありそうです。



<119、建具のニワ> 中里エリア
山本想太郎(公募)
農業用倉庫(?)の中に真っ白に塗りつぶされた古建具が敷き詰められてたり、斜めに浮いている作品。通り抜ける為にはガラスの抜けた桟の隙間を見つけ、ヨレヨレ歩く。
古建具を使った作品は前回もありました(もちろん別作家)。2点ほど。その1つは建具としての機能を増長した作品。もうひとつは何かの代用として建具を使用、というものでした。今回の作品は機能性を奪っていながらもあくまで建具として存在させている、という印象。
単純に建具好きとして楽しめました。


続けて最後です。

※参考 公式ガイドブック
美術手帳2009年8月号増刊
お盆休みを利用して
3年恒例の越後妻有アートトリエンナーレにお出かけ。
今回で4回目の開催で皆勤賞です。
足利のちょいと先から北関東道にのれるようになったお陰で、前回まで6時間かかったのに4時間で到着。東北道まで全開通すれば会場の十日町までなんと3時間で行けちゃいます。しかもETCパワーで1000円。こりゃすげぇ。
 
会場はこんな地域。
つまり、ド田舎。
こんな地域を全国各地ナンバーの車が走るのです。

作品ポイントは2000年=130、2003年=220、2006年=329と順調に伸びてましたが、今年2009年は256と減りました。
理由は新潟県の事業としては2006年で終了だったこと。そして作品数が目的でないこと。の2つだと推測されます。

毎回2泊3日の行程なのですが
前3回からの常設作品や
あまり気にならない作品は省き
年々、見る作品数は減ってます。
道のりや距離感にも慣れてきたこともあり
その分ゆっくりと作品を見、ゆっくりと地域を廻ることができるようになりました。
今回は3日計で30ポイント程度。
 
その4回を自分の年齢で考えてみると、東京から帰ってきて設計実務に追われた24歳。仕事を辞めて留学準備中の27歳。帰国して独立したての何も見えない30歳。そして自分の職能が見えつつある現在、33歳。。。
振り返って比較してみると、それぞれの年齢や状況で、自分のものの見方や捉え方が変わってきているのを実感します。同時に変わってないことも。それを自覚できるだけでも来た価値があるってモンです。このイベントをこの場で続けてくれたことで、来続けている人が変わっていく、その基準尺となっているというか。。。

続けて作品レポートです。
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