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栃木県宇都宮市の空間プロデューサーの日々報告
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以前の記事で紹介した、このお店。
物件探しから関わらせて頂いたのですが
この度、ツール企画制作を行いました。

まずはウェブサイト。
精進料理 恵風
トップページの水彩画は
筑波のイラストレーター、natunatunaさん
メニューページの音楽は
鹿沼のギタリスト、小川倫生さん
にそれぞれお願いをしました。

そしてカード。

手漉き和紙に凸版印刷。
俗にいうショップカードなのですが
色んな場所に置いてもらうものではなく、
お店に来たお客さんにだけ渡されるものです。


当店は2月末に開店したのですが
路地裏にありながら、広告をまったくせずにここまで来ました。
本当の意味で口コミだけ。
その口コミが途切れることなく
確かな線となって繋がってはいました。
それだけでも充分と言えば充分。
しかしやはり良いお店なことは確か。
もっと沢山の然るべき人に
このお店でしか体験できないことを味わって欲しい。
だけどうかつに情報を展開しまくって
わらわらと物珍しさだけで人が溢れて欲しくはない。
実は口コミだけ、の情報もその人の言い方ひとつで
大きな誤解を招いてしまう。
これはこれで一つズレてしまうと、
どうにも修正が効かなくなる。
開店以降、何度か伺いお話を聞いているうちに
ほんの少しですが、その兆しが見え始めていました。
開店から4ヶ月程のことです。

当社は情報伝達ツールの必要性とその「質」の大切さを説明し
「何をどんな手段で」伝えるべきか、
をオーナーさんと一緒に考え始めました。
思わぬ後戻りをしつつも、
1、"精進料理" 恵風 として認知してもらうこと。
2、実際に体験したお客様による口コミ時に
"体験と同質"のツールを使って頂くこと。
3、その口コミ情報確認の手段を提供すること。
これも"体験と同質"を狙う。
という方向になりました。

料理・サービス・店舗空間の質が高く
かつ、まれにみる一体感をもつお店な為
ツールも非常に気を使いました。

「たくさん来てもらう」為ではなく
「ちゃんと来てもらう」為の企画・デザインでした。
そんな業務も行います。

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この記事にて書いた通り、
シェアオフィス発足に向け
物件の諸条件も決まり、
シェアメイトも集まり、
9月中にオープンが確定的でした。

しかし、、、

物件契約日直前に
不動産会社から連絡があり、
大家さんの決断により
「今後、人には貸さない。」
という寝耳に水の話が。。。

ということでオフィス計画、
立ち消えました。。。
しばし途方に暮れています。。。
ここしばらく、記憶に無いくらい、
悲しいことです。


でも
なんとか
今年中には
立ち上げます!!
気になった作品紹介です。
これから行く人の為に作品No.と共に。

<28、ストーム・ルーム> 十日町エリア
ジャネット・カーディフ+ジョージ・ビュレス・ミラー

個人的に今回のNo.1作品です。

夏のある日、部屋にひとり。
隣の部屋には家族の声。
すると、突然の雷雨。
雨漏りの音。
幼少の記憶。
いつもと同じ部屋。しかし
明らかにいつもと違う風景。
根拠のない哀しさ。

あまりにも観客人任せな解釈となる作品だけど心動かされてしまったこちらの負け。悔し。


<232、家の記憶> 松之山エリア
塩田千春
古家に黒い毛糸を張り巡らせた作品。
使われていた道具や家具ごと編み込まれ、毛糸のツヤのない黒さが見る者の意識で消えたり、無視できない程の存在感を見せたり。クモの巣のようであり、まさしく家にしみ込んだ記憶の糸なのかもしれない。手法としてはベタっちゃあベタなのですが、良かったんじゃないかと思います。

気になったのは、毛糸が張り巡らされていた位置。美術作品だから「観客が見る」ってことが大前提なんだろうけど、こんだけ張り巡らしておきながら、人が動き回るのに支障が全くない位置に終始。もっと全体にうっとおしい程配置しても良かったんじゃないか。いや、意図が変わってしまうのか。ん〜〜。。。


<90、つながり> 津南エリア
瀧澤潔
木造の元機織工場。
天井にはもっさりとナイロン糸が。右側の緑っぽい部分は外の緑が乱反射したもの。堅い天井面が垂れ下がる無数の糸に覆われて重さが無くなる。風が抜け、糸が揺れ、乱反射する光が揺れる。

きれいでした。


<23、もうひとつの特異点> 十日町エリア
アントニー・ゴームリー
<232>と似てるが似てない。
骨組みをむき出しにされて真っ黒に塗られた古家に、銀光りするワイヤーで浮遊させられた人体の輪郭。ってな作品。
観客は家の内部を縦横無尽に張り巡らされたワイヤーを縫うように歩き、その人体像をつかもうとする。しかし身体を歪めながらワイヤーを避けて歩き回るうちに、なんか自分の身体も怪しくなってくる。

見た目ダイナミックなので人気ありそうです。



<119、建具のニワ> 中里エリア
山本想太郎(公募)
農業用倉庫(?)の中に真っ白に塗りつぶされた古建具が敷き詰められてたり、斜めに浮いている作品。通り抜ける為にはガラスの抜けた桟の隙間を見つけ、ヨレヨレ歩く。
古建具を使った作品は前回もありました(もちろん別作家)。2点ほど。その1つは建具としての機能を増長した作品。もうひとつは何かの代用として建具を使用、というものでした。今回の作品は機能性を奪っていながらもあくまで建具として存在させている、という印象。
単純に建具好きとして楽しめました。


続けて最後です。

※参考 公式ガイドブック
美術手帳2009年8月号増刊
お盆休みを利用して
3年恒例の越後妻有アートトリエンナーレにお出かけ。
今回で4回目の開催で皆勤賞です。
足利のちょいと先から北関東道にのれるようになったお陰で、前回まで6時間かかったのに4時間で到着。東北道まで全開通すれば会場の十日町までなんと3時間で行けちゃいます。しかもETCパワーで1000円。こりゃすげぇ。
 
会場はこんな地域。
つまり、ド田舎。
こんな地域を全国各地ナンバーの車が走るのです。

作品ポイントは2000年=130、2003年=220、2006年=329と順調に伸びてましたが、今年2009年は256と減りました。
理由は新潟県の事業としては2006年で終了だったこと。そして作品数が目的でないこと。の2つだと推測されます。

毎回2泊3日の行程なのですが
前3回からの常設作品や
あまり気にならない作品は省き
年々、見る作品数は減ってます。
道のりや距離感にも慣れてきたこともあり
その分ゆっくりと作品を見、ゆっくりと地域を廻ることができるようになりました。
今回は3日計で30ポイント程度。
 
その4回を自分の年齢で考えてみると、東京から帰ってきて設計実務に追われた24歳。仕事を辞めて留学準備中の27歳。帰国して独立したての何も見えない30歳。そして自分の職能が見えつつある現在、33歳。。。
振り返って比較してみると、それぞれの年齢や状況で、自分のものの見方や捉え方が変わってきているのを実感します。同時に変わってないことも。それを自覚できるだけでも来た価値があるってモンです。このイベントをこの場で続けてくれたことで、来続けている人が変わっていく、その基準尺となっているというか。。。

続けて作品レポートです。
似合わないのですが、
世界自然遺産、屋久島へ行きました。

行きは家から徒歩1分の東武宇都宮駅前より
高速バスで羽田空港へ直行(ホント便利になりました)。
鹿児島空港から寄り道して鹿児島市内を少々探索。
※鹿児島市の記事は後ほど。
高速船で屋久島へ行きました。
なんだかんだで移動時間9時間程度。
平日朝の為、3時間程かかったバスを差し引いても
インドまで行けるんじゃないか、という時間がかかりました。。。
早朝発で到着は夕方。寝ます。

で、次の日は4時半集合。
ガイドが迎えにきて、縄文杉を目指しての登山開始。
往復10時間以上掛かる為、朝食と昼食、
2食分のお弁当を背負っての出発です。

まずは延々と続く、トロッコ道。
林業で生計を立てていた屋久島の、
まさしくライフラインを7人のパーティーが歩きます。
 
ちなみに、現在トロッコは
登山道にあるトイレの汚物を運ぶ為のもの。
郷愁もへったくれもないですが、
まぎれもなくそれもライフライン。
 
天気は最高。それはそれで熱射が心配だけど
樹木が生い茂り過ぎていて、ずっと木陰を歩くことになります。
美味しい清流も流れていて水分の心配もなく、快適です。

屋久島は北海道から沖縄までの植物生態系が存在しているという、珍しい島。九州で1番高い山もココ(阿蘇山より高い)、というのも驚きです。雪も降ります。
樹齢何千年にもなる古代杉でなく、
その特殊な生態系で世界遺産になったそうです。
 
しかし、体力に余裕があるうちに写真をとっておいて大正解でした。実は、撮った写真の90%は出発から3時間以内のモノです。。。
体力もないのにカメラを持って行こうと決めたのも、あるものが目当てでした。
それは。。。

「コケ」です。
宮崎駿監督の「もののけ姫」の舞台である屋久島。
木霊のいる森。人間が生きる為に自然と戦うこと。
とかなんとか、メッセージ性の強い作品ですが
そんなことは関係なく、とにかく絵がきれいな映画で
その中でとにかく「コケ」が気になりました。
京都の寺社境内のコケとも、近所の森で見るコケとも違う。
そんな期待を旨にカメラを抱えて歩きました。
湿気と陰と適度な日当り、風通し。
そんなコケが育つのに必要な条件があり、
何千年も純粋培養されたコケはどんななのか。

いやいや、ふっさふさ。
これはスギゴケなのですが
いや、ふっさふさ。
何センチあるんだ!!
触わってみると、、、
何とも言い様もない感触。。。
いままで触ったことのない感触です。。。
こりゃあいい。。。
さわさわ、さわさわ、、、
正直、もう満足です。

でもせっかく屋久島まで来たので
古代杉を見ないと同行者に怒られます。
 
険しい山道を数時間進み
たくさんの古代杉やそのうろ、巨大なブナの倒木に圧倒されつつ、縄文杉に到着。
写真は撮り忘れましたが、全然大丈夫。
もうとっくに満足ですから。
でも、戻りの5時間が待ってます。
鹿や猿が出るなどのちょっとしたアトラクションもあり
なんとか全員無事に下山しました。

その夜は食事、お風呂を済ますので精一杯。
いや、歩くのも精一杯。

次の日は当然身体が痛いので、
海で休憩。

そして屋久島空港から乗り継いで羽田へ。
帰りは2時間半で羽田に到着。
なんだ、実は近い。
でも2度目はないなぁ、と変な確信が。


確かに圧倒的な大自然で、古代杉もぶっといし、
海もきれいだし、もののけ姫も人気。
だけど、今の屋久島は林業でなく
登山客が生計の元。
自分たちもそうなんだけど、
「1度古代杉ってもんでも見てみるか」
っていう人達がわんさか来て
でも往復10時間以上も歩かなくちゃいけなくて
よっぽど山が大自然が好きな人でもない限り、
飽きる。
(でも本当に山が好きな人は他の山を登る。)
すると、ガイドさんもあの手この手で
途中途中のアトラクションをこじつける訳です。
ちょっとでも特徴のある木立に名前をつけたり、
大きめの「うろ」があればお客を入れたがり、
じっくり味わいたいのに、
写真を撮ってあげますから並んでって。
あげくの果てが縄文杉。
記念写真用のデッキが設置されてました。。。
人がわんさか。
せっかくだから、道々にあるコケや珍しい植物、
清流や木漏れ日、芸術的な根っこ、
寄生木と古代杉のせめぎ合い などなどを
じっくり味わいながら愛でながら歩きたい訳です。
それをさせてもらえない。
確かに、
ペースをコントロールされないと日帰りはキツい。
それに、人によっては縄文杉の皮を剥いで持ち帰ったり
ゴミをポイ捨てしたり
道々の木を傷つけたり草を抜いたり
モラルに反することをする人がいるんだろうけど。。。

最初だし、ガイドさん付きじゃないと遭難する
っていうことで頼んだんだけど
今度は自分のペースで見たいものだけ見て歩きたい。
でも、その為には日常の体力づくりが必須。

う〜〜ん、、、やっぱ2回目はないかな。
2009年5月23日
クウチャリズモ + ムジカリズモ + スノーキーレコード
が再オープンしました。
内容は カフェ+雑貨/家具店+レコード店。
新築テナントビルの改装です。
当社は内外装デザイン等を担当しました。

とりあえず、ざっとした写真や情報をUPしておきます。

鉄と木、型ガラスに古材に白タイル。
集めに集めた古建具・古家具・古照明たちの居場所。

広くてもこじんまりした空間。
前店舗の温度感。
オーナー・スタッフさんのキャラクターと空間の調和。

ただただ、小さくて濃いこだわりを並べただけではない。
新しいものも、古いもの達の居心地を邪魔せずに。
しかし負けない質のものを。
その出会いのみが新たに時間を積み上げ、育っていく。

必ずしもお店でなくてもいいなぁ、と思える空間でいい。
自宅に近いというか、実家に近い空気感。
そこでたまたまコーヒーが飲めて、
そこでたまたま雑貨や家具を買えて、
そこでたまたまレコードも買える。
居心地としては自宅でも実現可能なのだけど
なぜかこうはいかない。

ともかく、
ここに来てまずすべきことは
「自分の席」を見つけることです。
自分にとって居心地のいい席を。


※ちゃんと撮影をし、まとまったらまたUPします。

新築テナントビルの改装なので
建物側のオーナー・設計事務所・工事業者さん達と
設計段階から絡み、連絡・交渉を重ねました。
そして旧店舗からの移設品・お店オーナーさんの所持品である
木建具やガラス等を1つ1つ実測し、
パズルのようにレイアウトしていくなど、
少々、不思議な業務内容ともなりました。
関連会社がとても多く、各社からの問題発生も随時起こりました。
全体のバランスを取りつつ、
フレキシブルに対応することが求められました。
そんな中、一貫して頭の中にあったのは
目に見えぬ「旧店舗時代からのファンの方々」からの
無言のプレッシャー。。。

なんだかんだありましたが、
オーナーさん達のキャラクターや考え方、感覚に触発され支えられ
終始楽しんで進めることができました。
結局、出会いですね。ありがたいことです。
2005年暮れにユニオン通り裏の自宅兼事務所で
「空間プロデュース ビルススタジオ」を立ち上げて
早3年を過ぎました。本当に早い。。。

ということで唐突ですが
今年中にオフィスを持ちます
という宣言をしてしまおうと思います。

とはいえ、ただテナントを借りてビルススタジオの看板を立てて、
では面白くないし、あまり意味がない。
なんせ未だに代表/企画/製作/営業/経理は自分ひとり。
スタッフを雇うのはもうちょい後の予定です。

でもこの何年かで関係・協力会社や特殊能力者の知合いも増えてきて、
プロジェクト毎にその内のいくつかと絡んだり、
営業企画を練ったり、情報交換したり、が発生してきました。
自ずと日々、人に会う予定も機会も増えてきました。
そして何らかのテンポラリーなチームを組んで活動することが現実化してます。

それらの打合せのたびに
これまでは先方のオフィスや近くのカフェに出かけていたのですが
全部の打合せを出かけてでないとできないのが大変。
それよりも
出かけた先は結局は自分の関わった場ではない訳です。
アウェーな訳です。
それが何に影響が出るか。
自ずと自分の提案や意見の具体性・説得力が弱まっています。
自ずと自分の提案や意見を伝える際のノリも弱まっています。
ということを常々感じていました。。。

そこで、シェアオフィス
2年以上前のこの記事で書いて、
それからも<MET>を理由に物件を探し続けていました。
そしてようやく見つけたのがこの物件です。

足銀本店付近の通りに面した鉄筋コンクリート2階建て。
1F:20坪、2F:17.5坪。
年齢は33歳。同級生です。

単純な構造、間取りに惹かれました。
改装のしやすさに惹かれました。
3M以上にもなる天井高さに惹かれました。
立地の便利さに惹かれました。
その無垢な佇まいに惹かれました。
そして使い手の好みを受入れてもなお特徴を放つであろう、
釉薬タイルと歩道庇に惹かれました。

想定としては、
1F:喫茶(カフェ?)+共用スペース
2F:デザイン系2社(当社+1社)
計3社のシェアオフィスです。
互いに同居していることのメリットを感じ合えることが重要。
その為には職種はダブらない方が望ましいです。
そして同年代(30代中心)であることも大切。
店舗を入れたい理由でもあるのですが、
各社に繋がりのある人、興味のある人が気軽に出入りできる
という状況をつくりたいです。

どなたか一緒にやりませんか?
ちょっとでも心に引っ掛たなら、
とにかくご連絡下さい。
ひとまず一緒に妄想をしましょう。
2009.04.18 大谷資料館

おのおのが提供できるプロフェッショナルの能力を
おのおのが最大限発揮し
それが本物の空間の力によって融合する。
何かが欠けても何かを足しても崩れてしまうある種のバランス。
それらが絶妙な関係性を自発的に形成する。
それは皆がひとつの目的に向かって考え、動いているから。

そうしてしか成し得ない、得も言われぬ居心地の良さ。
その瞬間瞬間に様々な出来事が即興的に解決される為、
そこに居る人々は違和感なく心地よくその場を体験できる。
直接体感しないと分からない感動。
言葉や写真では決して伝わらない体験。

それが最高に贅沢な時間。
それが最高に幸せな空間。


special thanks...
大谷資料館
小田島建夫氏
向日葵
クウチャリズモ+マルゴ
饗茶庵+日光珈琲
タムラサトル氏
小川倫生氏
近藤歩さん
野の花 にこぐさ
スタジオオオハシ
暮らし家
狭山ケ丘 nico
明月苑
taro-cobo
all of our familiy and friends...

こういう本物の力を持った方々と
一緒に何かを創出することが何よりも楽しい と
じみじみと感じる今日この頃。

一人では何もできない。
でも
一人で何かができないといけない。
以前紹介した築60年程のこの建物

この度、手打ち蕎麦と精進料理のお店として
2009年2月28日吉日、
開店の運びとなりました。

工事も無事完了し、検査を行い、
お客様にお引渡しをするのはとても嬉しい瞬間ですが
同時に自分の手を離れて行く我が子を思うようで
なんとも切ない感情が同居します。

なのでカメラマンさんにお願いし、
記念撮影をしてもらいました。
日本家屋は陰影が命。
素人では敵いません。

窓台は健在で、簾が下がりました。

さて、内部は、、、
 
客間です。

「迎えの間」と「レストルーム」
 
看板を含め、
まだまだ新規部分が若いのですが
本物の素材を使っています。
じっくり、時間をかけて味を出して欲しいです。

さて、
お客様のご好意により、
開店に先立って夕食を頂いてきました。
実は設計に先立ち、昨年秋口にご自宅にお邪魔し、
ひと通り頂いたことはあったのですが、、、

すごい。。。
なんというか、
以前京都に行った時に訪れた「The Garden Oriental Kyoto」、
その時の感覚が蘇りました。

使い手と空間の濃密な絡み。
つまり
料理とサービスと空間の一体感。
それでいて
居心地の良さ。心地よい温度感。

このオーナーさんだからこの空間。
この料理だからこの空間。
空間だけではダメ。
料理だけではダメ。
サービスだけではダメ。
ものすごいバランスの良さ。。。
ひとり静かに悦に入ってしまっていました。。。

これは写真では伝わらない悦びです。
是非、体験して下さい。


そのお店の名前は「恵風」。
予約のみの営業となります。
駐車場はありません。
2009年1月号の「もんみや」に!
今年度発足した<[LED] 栃木住環境デザイン機構>の広告を掲載してしまいました。
人生、初広告です(有料では)。

129ページの「住むトコ不動産」(ここも僕の連載ですが。。。)にセルフ便乗してます。

[LED] 栃木住環境デザイン機構」は、
<中古住宅+リノベーション>の住まいづくりを総合的にかつ創造的にできる団体です。
不動産・建築設計監理・施工はもちろん、ライフプランやローン、相続、権利、税務などなど、「住まいづくり」に不可欠な要素を各プロフェッショナルがサポートしています。
わずらわしいトコはプロに任せて、楽しく「自分らしい住まいづくり」に労力を集中して「自分だけの家」を手に入れて欲しい。そんなです。
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