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栃木県宇都宮市の空間プロデューサーの日々報告
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これの続きです。
2007年4月中旬の仏滅のとある早朝、10数名の男衆が小道具片手に集いました。
現場にはコンテナいっぱいの木の廃材と100コの大谷石。
男衆は初対面とは思えないチームワークでシートを拡げ、大谷石を転がし、木材を選別し、切断し、孔を開け、ボルトで繋ぎ、カンナを掛け、塗装を施し、片や大谷石を配置し、孔を開け、鉄筋を挿入し、モルタルを練り、注ぎ、みるみるうちに部材が出来上がっていきます。

出来上がった部材はそれぞれテーブル、ベンチの天板、脚となっています。
ここからは男衆が一体となって担ぎ上げ、合体の作業です。
なんとも順調にテーブルセットが3つ、完成しました。
 
2セットは大谷石+木。1セットは廃品の木テーブルそのままです。
全体像はこんな。


この1週間前にはナナカマドの植樹とそのライトアップ工事も完了しており、
(この樹種は、初夏に白い花、夏に真っ赤な実がなり、秋には色付き、
枯れてまた若葉が芽吹く。四季折々の表情を見せます。)

南側の大壁面には見事なツタが。
これは個人的に何年も観察してるんですが、年々成長してます。


3つのテーブルセットが適度な距離を保って配置され、
ナナカマドやツタを眺めながらゆったりした時間を過ごす。。。
ふと上を見上げると白い壁に切取られた空が降ってきます。
50万都市のど真ん中で不思議な静けさ、落着きを得られる空間になりました。

インテリアのようなアウトドアのような。。。
都市のピクニックのような。。。
何かと何かが対立しつつ、共存している、不思議な感覚。。。
でっちあげられたものではなく、明らかに時間の積み重ねによってできた状況でありながら、
重々しい歴史ではない。
なにか人間に近い、「いたしかたのない状況」によって形成された、、、、

人工的には決してつくり出すことのできない、
でも大自然では決して味わえない、
そんな魅力のある場をこの街は結構抱えてるんだなと思います。

やっとここまで出来ました。
しかし、これで完成ではありません。
今はまだ、単に最低限の舞台が用意されたに過ぎない段階なのです。
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宇都宮のこと、栃木のこと、街のこと、ロンドンのこと、建築のこと、不動産のこと、空間のこと、身体のこと、機能のこと、美術のこと、音楽のこと、映画のこと、妄想のこと、無駄なこと、予期しない出会い/組合せのこと、なんでもないモノゴトに惹かれます。
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