栃木県宇都宮市の空間プロデューサーの日々報告
帰国して2年半振りにイギリスへ行ってきました。
連れの関係でGW絡みで10日間位しか滞在できませんでしたが、
たまたま格安で直行便が取れたし、充分です。
まずはロンドン、は飛び越え、スコットランドへ。
しかもエディンバラやグラスゴーではなく、
アバディーンから更に車で1時間以上北に行った村へ行きました。
連れの留学中のホストマザーが今はここに住んでいるので、会いに行った訳です。
このマザーが結構クセ者で、付合い始めた頃に呼ばれて行ったのですが
まるで面接です。質問の嵐に手伝い、ダメ出しなどなど、初回はキツかった。。。
というのも、連れのことを気に入っていて、なんとか卒業後もイギリスに引き留めたかったらしく、
理想はイギリス人のお金持ちでお酒の強い紳士。僕はひとつも当てはまりません。
なんとか何度も会いに行ってごはんを頂いている間に諦めたようですが。
ちなみに会社にいた頃は、バリバリの人事担当者だったそうです。
それにしても、どこだか全然わかりません。
外人が成田から千歳空港へ着いて、網走の方へ行った感じでしょうか。
空港を出て、行けども行けども丘と牧草と羊。
人口より羊の数の方が圧倒的に多いようです。
でもやはり羊はかわいい。
北海沿いに点在する、集落巡りへ連れて行ってくれました。
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北海油田が出来たことでお金持ちの方々が増えたようですが、
それは一部のニュータウンにだけ当てはまるようで、
ほとんどの沿岸の集落は素朴な漁師町です。
なんとも雄大な風景と、こぢんまりしていいスケール感の村と建物のサイズです。
訪れるにはいい場所です。
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そしてスコットランドと言えばお城。そしてネス湖。あとは汽車。
お城、行って来ました。でも休みでした。
はり紙を見ると、、、
「来場者がいないので、時間前に閉めました」との文字が。。。
なんだそりゃ。
そこには僕ら4人とわざわざカナダから見に来ていた女性が一人。
お互いブツブツと文句を言い合って、あきれ笑い。
でもこれがイギリスです。仕方ない。。。
こちらが泊まらせてもらったお家。右は隣の家です。
村は人口数百人。15分も歩けば全部制覇できますし、お店は5件のみ。
コンビニみたいなのが2件と、パブ&レストランが2件、そしてソーシャルクラブ。
ロンドン人は超多国籍だったので、違和感なく住めたのですが、
ここはさすがに異邦の地。スコットランド人しかいません。
しかも村の人全員が全員を知り尽くしています。更に誰かが観光に来る場所でもない。
非常に統制が取れていて落着いて、良い村だし、家の佇まいもなんか自然で好きです。
世界一美しい集落として有名なコッツウォルズよりも、僕はしっくりきます。
主張はないが質感が良い石の壁、厚みとツヤのある木製サッシ、
屋根から突き出たマド。どっしり感と開放感と良質さ。実直さが現れた、良い家達です。
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ここには一人で住んでいるのですが、ベッドルームが3つ。
そしてキッチンとダイニング、リビングとバスルームが2つもあって、
さらに納屋、広々な庭。でかい家でした。
もちろん中古を買って、自分仕様に徐々に工事をしていったようです。
ロンドンの前の家も、自分で考えながらペンキを塗ったり、設備を更新したりして、
本当に大切に住んでいて、結局、買った時よりもいい値段で売れたようです。
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こちらの人のみんながみんなそうではないとは思うのですが、
みんな住まいの演出と言うか、心遣いが上手です。
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バスルームのボトル類。日本でもシティホテルとかに泊まれば見られる画像ですが、これが日常。
庭に面したベンチや鉢植え等。天気のいい日のひなたぼっこには堪らない場所です。
また、通りに面して、塀と一体となったプランタが用意してあり、
隣家との境にも一輪挿しのように。素敵っす。
皆、演出をしようとしてしているのではなく、
そうしたほうが毎日の生活が豊かになる、って思ってるだけのことなのです。
日々、ちょっとずつ手をかけていければ、暮らしって贅沢なものにできるモンです。
建物としての家は、所詮その為の舞台でしかありません。
しかし、集落っていいなぁ。国を問わず、人が真に必要としてる生活が見れる。
もっとたくさん見ていきたいです。
2泊3日お世話になり、いよいよロンドンへ。
連れの関係でGW絡みで10日間位しか滞在できませんでしたが、
たまたま格安で直行便が取れたし、充分です。
まずはロンドン、は飛び越え、スコットランドへ。
しかもエディンバラやグラスゴーではなく、
アバディーンから更に車で1時間以上北に行った村へ行きました。
連れの留学中のホストマザーが今はここに住んでいるので、会いに行った訳です。
このマザーが結構クセ者で、付合い始めた頃に呼ばれて行ったのですが
まるで面接です。質問の嵐に手伝い、ダメ出しなどなど、初回はキツかった。。。
というのも、連れのことを気に入っていて、なんとか卒業後もイギリスに引き留めたかったらしく、
理想はイギリス人のお金持ちでお酒の強い紳士。僕はひとつも当てはまりません。
なんとか何度も会いに行ってごはんを頂いている間に諦めたようですが。
ちなみに会社にいた頃は、バリバリの人事担当者だったそうです。
それにしても、どこだか全然わかりません。
外人が成田から千歳空港へ着いて、網走の方へ行った感じでしょうか。
空港を出て、行けども行けども丘と牧草と羊。
人口より羊の数の方が圧倒的に多いようです。
でもやはり羊はかわいい。
北海沿いに点在する、集落巡りへ連れて行ってくれました。
北海油田が出来たことでお金持ちの方々が増えたようですが、
それは一部のニュータウンにだけ当てはまるようで、
ほとんどの沿岸の集落は素朴な漁師町です。
なんとも雄大な風景と、こぢんまりしていいスケール感の村と建物のサイズです。
訪れるにはいい場所です。
そしてスコットランドと言えばお城。そしてネス湖。あとは汽車。
お城、行って来ました。でも休みでした。
はり紙を見ると、、、
「来場者がいないので、時間前に閉めました」との文字が。。。
なんだそりゃ。
そこには僕ら4人とわざわざカナダから見に来ていた女性が一人。
お互いブツブツと文句を言い合って、あきれ笑い。
でもこれがイギリスです。仕方ない。。。
こちらが泊まらせてもらったお家。右は隣の家です。
村は人口数百人。15分も歩けば全部制覇できますし、お店は5件のみ。
コンビニみたいなのが2件と、パブ&レストランが2件、そしてソーシャルクラブ。
ロンドン人は超多国籍だったので、違和感なく住めたのですが、
ここはさすがに異邦の地。スコットランド人しかいません。
しかも村の人全員が全員を知り尽くしています。更に誰かが観光に来る場所でもない。
非常に統制が取れていて落着いて、良い村だし、家の佇まいもなんか自然で好きです。
世界一美しい集落として有名なコッツウォルズよりも、僕はしっくりきます。
主張はないが質感が良い石の壁、厚みとツヤのある木製サッシ、
屋根から突き出たマド。どっしり感と開放感と良質さ。実直さが現れた、良い家達です。
ここには一人で住んでいるのですが、ベッドルームが3つ。
そしてキッチンとダイニング、リビングとバスルームが2つもあって、
さらに納屋、広々な庭。でかい家でした。
もちろん中古を買って、自分仕様に徐々に工事をしていったようです。
ロンドンの前の家も、自分で考えながらペンキを塗ったり、設備を更新したりして、
本当に大切に住んでいて、結局、買った時よりもいい値段で売れたようです。
こちらの人のみんながみんなそうではないとは思うのですが、
みんな住まいの演出と言うか、心遣いが上手です。
バスルームのボトル類。日本でもシティホテルとかに泊まれば見られる画像ですが、これが日常。
庭に面したベンチや鉢植え等。天気のいい日のひなたぼっこには堪らない場所です。
また、通りに面して、塀と一体となったプランタが用意してあり、
隣家との境にも一輪挿しのように。素敵っす。
皆、演出をしようとしてしているのではなく、
そうしたほうが毎日の生活が豊かになる、って思ってるだけのことなのです。
日々、ちょっとずつ手をかけていければ、暮らしって贅沢なものにできるモンです。
建物としての家は、所詮その為の舞台でしかありません。
しかし、集落っていいなぁ。国を問わず、人が真に必要としてる生活が見れる。
もっとたくさん見ていきたいです。
2泊3日お世話になり、いよいよロンドンへ。
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